看護師の私が待ちきれない!風薫るの明治のナース服にときめく理由

「明治時代のナース服とナースキャップの解説」 風 薫る!と看護の歴史
「明治時代のナースキャップをイメージしたイラスト(40年の看護経験から考察)」

こんばんわ

ヴィンテージ看護師です。

いよいよ新しい朝ドラ「風、薫る」が始まりますね!

先日、紹介番組を観ていたのですが・・・

もう私はすっかり明治の時代の看護婦の制服に釘付け!

あのクラシックで可愛い看護婦の制服

一度は着てみたい~ってなりました。

今回は、そんな明治の看護婦の制服について語らせてください。

 

 

【明治のナース服】和装時代に「西洋風ロングドレス」が採用された理由

 

病院をパッと華やかにするような印象なんです。

今の私たちが着ているスクラブとは正反対の、裾が長いドレスのような制服

ウエストがキュッと締まっていて、袖がプックリ膨らんだあのシルエット。

着物姿が当たり前だったっ明治時代にあの制服は、

「最先端のファッション」だったのでは

と思うほど、可愛い制服です。

主演の、見上愛さん(一ノ瀬りん役)・ 上坂樹里さん(大家直美役) が

また可愛く着こなしておられるんです!!

 

現代では、感染がどうのこうの、動きやすさが、どうだの・・・

色々と意見はありますが、

今回はちょっと横に置いておいて

明治時代の看護の制服の可愛らしさに重点を置きたいと思います。

 

フッと思ったのですが

病院と言えば、暗いイメージですよね。

その病院の中で、あの洋風のロングドレスにエプロンを付けて

白い被り物姿の看護婦さんが現れたら・・・

患者さんも、パッと明るい気持ちになるのでは?って

 

時代背景を考えると、「着物に白いエプロン(かっぽう着)」でも十分だったはず。

でも、あえて「洋装」となったのは新し時代の、新しい職業として、

「誇りと華やかさ」があったからかもしれませんね。

単なるファッションではなく、

「看病人」から「看護婦」 として

地位のある職業と認めてもらう

という当時の覚悟の表れだったようにも感じます。

 

40年以上看護師を続けていた私ですが、

一度でいいから、あんなドレスみたいな制服を着て、

廊下を颯爽と歩いてみたかったな

なんて密かに憧れちゃいました。

きっと看護師ではない方でも、「一度着てみたい」と思われるとおもいますよ。

 

【看護師としての原点】実習着やワンピース時代の苦労

 

「風、薫る」に出てくる 看護婦養成所の制服は、

紺色のロングのドレスに白いエプロン

これは、当時の記録に基ずいて製作された 制服なんですって。

白ではなくて、紺色なんだ・・・とちょっと驚きでした。

 

今でこそ、色々な色のナースウエアがありますが

看護婦=白衣の天使

医者=白衣

病院=白

というイメージは現代より昔の方が強いですよね?

明治の時代の紺色のナース服って、何か意味があったのでしょうか?

 

私の学生の頃の実習着は、

薄いグリーンに白のストライプが入ったデザインでした。

真っ白な白衣ではなかったですが、初めて着たときは、やっぱり

特別な感情がありました。

言葉にはうまく 表現はできませんが、

看護師に少し近づいたみたいな・・・

ワクワクするような期待感なような感情だったのを思い出しました。

当時はまだ、ワンピースにストッキングの時代。

正直、冬は本当に寒かったんです。

チョットしゃがめば、伝線はするし、今のパンツスタイルに比べたら

動きにくさもありました。

今のスクラブは機能的で素晴らしいですが、

あの不便だったワンピース時代があったからこそ、

身だしなみを整えるという意識が磨かれた気もします。

 

だからこそ、あの 「明治のロングドレスの制服」を着こなして

新しい道を切り開いた、私たちの大先輩のカッコよさに改めて

ときめきを感じるのかもしれません。

 

【看護のルーツ】明治のナース服が「紺色のロングドレス」だった以外な理由

 

なぜ、ロングドレスみたいな制服だったのか?

気になりませんか?

それは・・・

宗教的なルーツがあると言われています。

近代看護の始まりは、キリスト教の「シスター」(修道女)たちの奉仕活動

修道服がベースなので、

肌を露出しない長い裾が、聖なる仕事として清らかさを表していたのです。

 

そういわれると 修道女の服とイメージ似ていますよね。

ここで フッと思ったのが

なぜ 白ではなく紺色だったのかという事。

あくまでも私の推察ですが、

当時の看護婦は新しい時代の専門職。

作業着としてではなく、学生服の様に

「威厳と責任」を示すための色だったのかもしれませんね。

 

肌を出さない事で、病原菌から自身を守る意味もあったのかもしれません。

「メイドさんみたい」に見えるエプロンも、

元々は汚れを防ぎながら、献身的に尽くす象微。

今の使い捨てエプロンとは又違いますが、

「患者さんを守る」という思いの根本は

100年前も今も同じなんですね。

今の時代は ディスポ。(使い捨ての医療器具)

処置をする時は、ディスポの手袋をして患者さんに触れます。

コロナ以後は特に勤務中は、マスク装着が当たり前になっています。

患者さん自身や自分自身を守るため

また、感染を拡大させないため必要な事と理解はしていても、

どこか殺伐としたように感じるのは私だけでしょうか?

 

2026/3/26 追記

制服に続いて、あの愛らしい被り物

私がロングヘアを貫いたちょっとした「こだわり」のエピソードも交えています

【風薫る】被り物はナースの誇り!キャップに隠された身分証明の歴史
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2026/5/9 追記

風薫る!憧れの明治のナース服について語っています

【風薫る】憧れの明治ナース服!プロが教える「シーツ交換」のコツ
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よければ ご覧くださいね

 

まとめ

 

明治の時代のナース服

  • ドレスのような制服。病院をパッと明るく変える魔法の服
  • 着物ではなく「洋装」を選んだ、新しい職業への強い誇り
  • 40年のキャリアを超えて、一度は着てみたい憧れドレス制服

私の原点はストライプの実習着

  •  紺から白へ。実習時代を思い出す 懐かしい色の記憶
  •  寒さも伝線も乗り越えて、今につながる白衣への特別観
  •  不便さを超えるカッコよさ。明治の先輩たちが拓いた看護の道

明治のナース服はなぜロングドレスだったの?

  •  ルーツは修道服。肌を露出しない裾に宿る聖職の清らかさ
  •  自分と患者を守る丈。100年前から変わらない献身の精神
  •  形はディスポに変わっても命を守る思いの根本は同じ

 

※時代の変遷に合わせ、記事内では「看護婦」と「看護師」の呼称を併用しております 当時の歴史的背景を尊重した表現としてご理解いただければ幸いです

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