ヤンドク・中田先生の視力はどうなった?手術後の回復と希望の記録

命のスクランブル

こんにちわ

ヴィンテージ看護師です。

皆さん『ヤンドク!』観ておられましたか?

橋本環奈演じる、「湖音波先生」と、向井理演じる「中田先生」お話。

 

医療ドラマは暗くなりがちですが、

「ヤンドク!」は、ちょっとコミカルな部分があったり、

師弟関係の絆や、医療チームの大切さを感じさせてくれて、

病名や治療法などはリアルだったり。

学ぶ場面もあり、毎週ワクワクしながら観ていました。

 

今回は、向井理さんが演じた、中田先生の病気のお話を

ゆるく解剖してみようと思います。

 

※本記事はドラマの描写をもとに、臨床経験40年の看護師の視点で綴った考察です。
正確な診断や治療は専門機関にご相談下さい

 

中田先生を襲った「髄膜腫」とは?

 

ドラマ『ヤンドク!』で中田先生(向井理さん)が直面した

「髄膜腫(ずいまくしゅ)」

これ実は、脳そのものに腫瘍ができるわけではないんですよ。

脳を包んでいる「膜」から発生する腫瘍なんです。

腫瘍が脳の外側から、大切な視神経をゆっくり圧迫していくなかで

中田先生のような視野障害や頭痛が起こります

 

髄膜腫(ずいまくしゅ)は、脳腫瘍の一種

『脳腫瘍』はとても種類が多く、120~150種類あると言われています。

その中には、良性(予後良好)のものもあれば、悪性(ガン・予後不良)のもの

など様々です。

中田先生が罹った、『髄膜腫』は、脳腫瘍のなかでも、

頻度が高い原発性の腫瘍です。

良性な事が多い腫瘍なのですが、

腫瘍ときけば ガン 悪性 というイメージですよね・・・

 

悪性でなくても、中田先生のように「医師としての仕事」に直結する場所にできると、その決断は重いものになりますね。

 

中田先生の手術は失敗だったの?サングラスと杖

 

1年後のラストシーン

中田先生がサングラスをかけて、杖を手に教壇に立つ姿

驚いた方も多いのではないでしょうか?

「手術は失敗だったの?」という声も聞こえてきそうですが、

私は「手術は成功だった」と考えています

 

理由は・・・

一度ダメージを受けた神経は、

原因を取り除いてもすぐに元通りにはならないからです。

 

中田先生は、最初 手術をしない という選択を最初はされていましたね。

なのになぜ手術したの?と思いますが・・・

中田先生の髄膜腫は、大きく成長し、視神経の圧迫による視野障害と

頭痛の症状がありましたよね。

こうなれば、やっぱり手術をすることになると思います。

 

ただ、中田先生は、手術をしない理由

”視力を失えばもう医者ではいられない”と 言われていました。

 

ちょっと ここでツッコミですが・・・

視力を失わなくても・・・

今のままでも医者は続けられないんじゃぁないですか?

そんな体調が整わない状態で、医者を続けるなんて無理ですよ。

なんて、心の中で思っていました。

 

それでも中田先生は、湖音波(ことは)先生の説得もあり、

医者であるよりも、一人の人間、娘の父親として

生きる選択をされて、手術の決心をされたんです。

 

医師もまた普通の人間。誰かの希望になった中田先生

 

ちゃんと、湖音波の方をみて、姿を確認していましたね。

学生にむかって

 

”それぞれになりたい理想の医師像があるでしょう

だが無理です。

君たちが思い描いた完璧な医師にはなれません

なぜなら医者も普通の人間だからです

ただ誰かの希望になることはできる

 

これは中田先生が講義の最後に学生に伝えた言葉です。

でも、一番は

感謝の気持ちを添えて、湖音波先生に伝えたかったんだと私は思いました。

黙って頭をさげた 湖音波先生も誰よりも

中田先生の言葉を理解していたと思います。

 

ヤンドクでの

中田先生と湖音波先生との、師弟関係の絆

救命病棟24時での

進藤先生と小島先生との師弟愛

どれもお互いの思いやりの気持ちであふれていますよね。

 

やっぱり、医療ドラマ やめられません!

そして・・・

ドラマなどで出てくる病名や治療法・症状など、頭に入りやすいのは・・・

私だけでしょうか・・・?

あぁ あのドラマのあの場面で言っていたな。

こんな説明していたなぁ・・・

なんて状況が浮かぶからでしょうか?

皆さんが一番感動した場面はどこですか?

よかったら教えてくださいね。

 

 

視野障害とは、見える範囲の一部が欠けたり狭くなったりすることで

視力障害 とは違います。

救命病棟24時の進藤先生も脳腫瘍で、進藤先生の症状は

頭痛や視力障害でした。

進藤先生の記事はこちらで紹介しています。

よければ ご覧くださいね

救命病棟24時:進藤先生を襲った脳腫瘍 プロが解説する症状と治療
こんにちわヴィンテージ看護師です。前回、ヤンドク・中田先生の『脳腫瘍』のお話をさせていただきました。今回は、中田先生と同じ『脳腫瘍』だった、私の推し・救命病棟24時の進藤先生のお話をさせてもらいますね。お付き合い下されば嬉しいです。※本記事...

救命病棟24時の進藤先生と小島先生の師弟愛についてはこちらです

救命病棟24時・進藤先生と小島先生の師弟愛は言葉以上の信頼関係
臨床経験40年以上の私が最も愛し、私の看護師人生の軸にもなっているのが、江口洋介さん演じる 進藤先生の『救命病棟24時』です。進藤先生は永遠に私の推し!ただ 今見返すと「これって今なら大問題じゃぁない?」と驚きの連続。今回は、第1シリーズの...

 

まとめ

中田先生を襲った髄膜腫とは?

  •  脳を包む膜から発生する腫瘍。多くは良性の経過をたどる
  •  脳そのものではなく外側から圧迫。頭痛や麻痺の原因
  •  成長は極めて緩やか。検診で偶然発見されることも多い

中田先生の手術は失敗だったの?サングラスと杖

  •  巨大化した腫瘍が視神経を圧迫。視野障害の悪化が決めて
  •  1年後の教壇に立つ姿。視力は完全でなくとも手術は成功
  •  体調優先は鉄則。教え子の説得が頑な心を動かした

医師もまた普通の人間

  •  目的は腫瘍の除去。圧迫を取り除き症状の改善を目指す
  •  医師である前に一人の人間 娘の父として生きる決断
  •  完璧な医師より誰かの希望に。師弟の紡いだ感動の結末

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