こんにちわ
ヴィンテージ看護師です
明治のトレインドナースさんの奮闘が楽しみな毎日ですが
皆さんも同じではないでしょうか?
私、リアルタイムではモチロン観ているのですが
録画もしていて、3回は観ています。
観るたびに、新しい気づきに発見があるんです。
1回目は、朝ドラ大好き一視聴者として物語を観て
2回目は、看護師目線
学びと驚きが毎日あるんですよね~
3回目は りんさんや直美さん、トレインドナースさんになった気分で観ています。
今回は、「明治の医療現場、ここ凄すぎ!」と興奮したポイントを
ヴィンテージな視線でゆるく解剖してみたいと思います。
正確な診断や治療は専門機関にご相談下さい
東大病院がモデル!?教授回診も麻酔もあった、明治の最先端医療
りんさんたちが学ぶ「梅岡女学校付属看護婦養成所」は
明治時代に実在した「櫻井女学校」がモデル。
そして看護婦の卵さんたち実習先、帝都医科大学付属病院は、
現在の東京大学医学部附属病院(東大病院)がモデルなんです。
それを聞いただけで、
りんさん、直美さんを始めどれほどエリートな
「トレインドナース」だったかがわかりますよね。
驚いたのは、現代にも続く「教授回診」がこの時代にすでにあったこと!
そして執刀医、助手、麻酔担当医という
現代の手術の基盤となる形ができていたことに驚き!!
劇中では、クロロホルムとエーテルを使った
吸入全身麻酔が行われていました。
当時はまだ専門の「麻酔科医」がいなかったはず。
外科の医師が、
リスクを抱えながら管理していたのかと思えば、怖いですが、
そういう時代があったからこそ、今に繋がっているのだと思います。
素手でマスクなし?ベストスーツのまま執刀!そこは手術室ですか?
私が一番ひっくり返りそうなほど驚いたのは、
医師たちの「手術スタイル」です。
りんさんの初めての受け持ち患者・園部さんの再手術の場面。
医師たちは術衣に着替えるどころか、
何と普段着のベストスーツのまま手術をしていましたよね。
腰から下にビニールエプロンのようなものを着けていましたが、
手袋もマスクもなしの完全な「素手」でしたよね。
なぜ普段着のままなのか気になって調べてみました。
当時医師はスーツ姿やフロックコートを着ていることがほとんど。
その衣服は、「医師の威厳を示すステータス」だったそう
それどころか、
返り血で汚れた服ほど「経験豊富な外科の証」
として誇られていたというから、
衛生管理が徹底された現代からみると、もう衝撃しかありません。
そんな手術室で、看病婦のフユさん(猫背椿さん)が手術介助していましたよね
えーマジですか???本当ですかぁ…!!となりました。
あっ・・・
朝ドラのファンなら「フロックコート」と聞いてピンときましたよね。
そうです。
前作「バケバケ」でヘブン先生が着ていて、
トキさんが勘違いしたあのコートです。
ヘブン先生も帝都大学で教師をされていたという共通点。
ヘブン先生が帝都大学にいた明治29年頃と、
りんさんたちトレインドナースの皆さんの明治20年頃。
少し時代のずれはありますが、
同じ明治の帝都大学という共通点を見つけて、
一人で嬉しくなってしまいました。
第9週では、千佳子さん(仲間由紀恵さん)の
手術シーンもあるようなので、
さらに医師や、看護婦、看病婦の動きを
細かく観察するのが今から楽しみです。
江戸時代からあったの?バーンズ先生の授業に登場した「尿瓶」
まだ実習に出る前、バーンズ先生の授業でポロッと登場した尿瓶(しびん)。
画面に映った瞬間、「え?この時代にもう尿瓶ってあったの?!」
テレビに向かって聞いてみましたよ。
これも気になって調べました。
すると驚く事に、
江戸時代の絵巻物にはすでに尿瓶が描かれていたんですって。
私の学生時代の校内実習で、排泄ケアもありました。
校内実習で一番つらかったけど、
一番学びが多かった内容です。
患者さんの立場になるという意味もあって、
どれだけ羞恥心があって、辛いものかを体験するため、
実際尿器をあて排泄する という実習があったんです。
嫌・無理・恥ずかしい・できない いろんな感情が溢れました。
嫌:尿器排泄が必要な理由をわかりやすく、納得できるよう説明する
無理:何が無理なのか、患者の立場になって話を聞く
恥ずかしい:恥ずかしい理由をさがし排除する
例・カーテンをしっかり閉める・タオルなどでしっかり覆う
音が出ないように工夫する
できない:水の流れる音を流す・水に触れさせる・少し水をかける
などをみんなで話し合って、実習に挑んだことを思い出します。
この辛かった実習があったから、私は特に排泄ケアには心配りを行ってます。
皆さんの中にも、あのシーンで尿瓶が気になった方いませんか?
そんな激動の医療現場ですが、
りんさんたちのナース服は何回見ても本当に可愛い。
白い立て襟に白いカフス。
ふんわりした袖に、胸元のピンタックとクルミボタン。
紺と白のコントラストが清楚で、
不便さはあっても、あの服に宿る「プロとして気高さ」には、
強く心を揺さぶられます
こちらでも ナースウエアの歴史などについて書いています。
見ていただくと嬉しいです


まとめ
東大病院がモデル!?教授回診も麻酔もあった明治の最先端医療
- 明治時代からあった教授回診と麻酔の医療現場
- 現代のチーム医療の基盤となった手術体制
- 東大病院がモデルのエリート養成所の凄さ
素手でマスクなし?ベストスーツのまま執刀
- 衣服が医師の威厳だった時代に驚きの手術スタイル
- 前作「バケバケ」の共通点に朝ドラファン大興奮
- 第9週の仲間由紀恵さん手術シーンへの期待
江戸時代からあったの?尿瓶の歴史
- 明治の授業風景から紐解く尿瓶の意外な歴史
- 自身の体験から繋がる排泄ケアへの熱い思い
- 時代を超えて色あせない清楚なナース服の可愛さ
当時の歴史の背景を尊重した表現とご理解いただければ幸いです


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