ナースのお仕事・朝倉いずみに衝撃!ナースが語る「白衣の革命」

ナースステーションから

こんにちわ!

臨床40年を超える、ナースです。

前回は私の「推し」である進藤先生(救命病棟24時)について

熱く語りましたが、今回はちょっと雰囲気を変えて、

あの伝説コメディ『ナースのお仕事』を解剖しちゃいます。

観月ありささん演じる朝倉いずみちゃん、覚えていますか?

40年の経験から見ると

「ありえない」の連続なんですけど、でも不思議と憎めない。

応援したくなっちゃうんですよね。

観月ありさ演じる ”朝倉いずみ” が看護界に起こした「革命」について、

楽しくツッコんでいきたいと思います。

 

看護師像を破壊!朝倉の白衣と髪型の革命

 

それまでナースと言えば、

「髪は黒くきっちり束ねて、ナースキャップの中に入れなさい!」という

清潔感と規律の世界。

ところが 朝倉いずみちゃんは 違いましたね。

ちょっと茶髪で、今でいう ルーズヘア。

ナースキャップからちょっとはみ出る髪型。

 

さらにユニフォームをおしゃれに着こなす姿は、まさに「白衣革命」でした。

今から思い起こすと、このころから、「白衣」と言っていたのが、

「ナースウエア」とちょっとおしゃれな言い方になってきたような気がしますね。

白のワンピーススタイルしか選択肢がなかった白衣ですが、

薄いピンクやブルー・グリーン色のナースウェアや、パンツスタイルのウェア

など 白衣をおしゃれに着こなすようになったんです。

あの朝倉いずみちゃんのスタイルが

「看護婦って可愛い!カッコイイ!」という憧れを作ったんですよね。

 

実際 看護師の社会的イメージは大きく影響し、ナースのお仕事放送後

看護学校入学志望者数は増加したと言われているんですよ。

 

懐かしいのが、ナースキャップのライン

1本は主任、2本は婦長、3本は総婦長って決まっていて

廊下で知らないスタッフの「2本線」を見かけた瞬間、

「婦長さんだ・・・」って、わけもなくドキドキしたものです。

朝倉いずみちゃんのように奔放なスタイルは、カチカチだった病棟の雰囲気に

新しい風を吹き込んでくれたのかもしれません。

今では キャップはなくなりましたが以前ほど、

厳しい規定はなくなってきているように思います

小さなピアスはOKだったり、髪の毛の色も髪型も、 特別派手でなければ

OKみたいな感じですね。

私も、あまり ”規律” に縛られるのはどうかな?と思ってます。

ある程度、規律なかでオシャレを楽しむことで、

モチベーションが上がるのであれば それも必要ではないかな?

と思います

 

ナースステーションでのお喋りとお菓子!ドラマが描いた「病棟の日常」

 

ナースステーションでのお喋りや休憩室でのお菓子タイムが本当に楽しそうでしたよね。

実際の現場は、あんなに、お喋りばかりはしていられませんけどね。

でもお菓子で疲れを笑い飛ばす

あの空気感は、リアルな生存戦略でもあります。

夜勤の「眠い 疲れた~」をコメディタッチで描かれていたのも救いでしたね。

実際はとてもじゃぁないけど・・・ヘロヘロのボロボロですけどね。

 

現実はもっと心臓に悪いことも・・・。

シフト制ならではの勘違いは、今でも私のトラウマです。

「今日はお休み~」なんて寮でゆっくりしていたら、婦長から電話

「今日日勤よ!」なんて言われた時の、あの血の気が引く絶望感・・・

頭の中「え・・?!今日何日?何曜日?今何時?」一瞬で色々な事が駆け巡る

 

「誰でもあるよ」と優しい先輩の言葉に救われつつも

出だしがバタバタだと、もうその日は心乱れまくり

結局1日中バタバタして疲れ倍増。

それ以来、何度も何度も「明日の勤務は?」と確認するクセがついちゃいました。

朝倉のドタバタは決して他人事じゃぁないんですよね。

 

カルテより患者さんの笑顔!朝倉いずみが教える看護の原点

 

朝倉の失敗と言えば、

車椅子に患者さんを乗せ忘れるなんていうあり得ない失敗ばかり。

インシデント記録は、たぶん院内トップレベルでしょうね。

朝倉が誰より輝いて見えたのは、

「仕事(作業)」よりも患者さんに一番寄り添っていたから だと思うんです。

今の現場は、電子カルテの入力や最新機器の操作などどうしても

「業務」に追われがち。

 

皆さんも経験ないですか?

診察にいっても、”先生はパソコンばかりでちっとも診てくれなかった” ってこと。

昔は、聴診器を当てる、脈をとる、おなかを触る なんて当たり前だったんですけど

今はほとんどないんですよね。

 

朝倉はどんなに ドジをしても、常に患者さんに対して一生懸命。

記録をきれいに書く事より、患者さんと一緒に笑い、一緒に泣くスタイル。

最新の技術も大切だけど、患者さんに笑顔を灯すのは

朝倉いずみのように、”底抜けの笑顔と寄り添う心” かもしれませんね。

少し体に触れる・ちょっとお話を聞く それだけなのですが、

ついつい業務に追われている現状

朝倉は看護師が完璧な超人ではなく、迷いながら進む

心を持った人間」でいいんだ と教えてくれた気がします。

 

 

まとめ

 

白衣と髪型革命

  • 髪型と白衣の革命!朝倉は看護師のイメージを可愛く変えた
  • ワンピからパンツへ。オシャレなウェアがナースの憧れに
  • ナースキャップのラインにドキドキ!階級が見えたあの頃の緊張感

病棟の日常とシフトの裏側

  • ステーションの笑いとお菓子。大変な仕事の中の生存戦略
  • シフト確認ミスは絶望感の瞬間。血の引く電話は一生のトラウマ
  • 出だしバタバタは心乱れる元。何度も勤務確認するクセ

朝倉が教える看護の原点

  • カルテより寄り添う心。桜の一生懸命さが看護の原点
  • PC入力より脈を診る手を。今こそ大切にしたい「触れる看護」
  • 完璧な超人じゃなくていい。朝倉は「心を持った人間」の代表

 

 

 

 

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