進藤先生・・・私一生ついていきます!!
25年前、テレビの前でそう誓った、若手~中堅ナースへと移行の微妙な時代。
気がつけば、臨床経験40年。”お局様” と言われるお年頃
医療ドラマ大好き、救命病棟24時シリーズは特別に好きです。
今でいう ”推し” ですね。
感動場面で涙するはずが、
「いや、救命でその白衣はありえなーい」
「婦長!そのカーディガン姿で処置に入る気?」
ツッコミしたくなりますね。
看護婦から看護師へ、紙カルテから電子カルテへ。
激動の時代を病院の片隅で生き抜いてきた私だからこそ見える、
ドラマの裏側を勝手に解剖しちゃいます。
救命病棟24時 白衣はワンピース?!
進藤先生の鮮やかな手さばきに、カッコよさに見惚れつつも、
私の視線はついつい、看護師(当時は看護婦)の制服へいってしまいます。
救急センターでワンピースにストッキング・・・それ 2分くらいで電線しません?
当時は、看護婦=白衣の天使=ワンピースの時代。
でも、現場はそんなに優雅じゃぁありません。
綿が主体のワンピース白衣はちっとも伸びないし、シワは寄る、
油断すると透ける。
その服装で動けますか?
おまけに足元は、白のストッキングにナースサンダル。
処置で走り回ると、即座にストッキングは伝線という悲劇。
ストッキングの予備は、常備薬のように持ってはいたけど
忙しすぎて履き替える時間もなくて、伝線にノリを塗って応急処置。
こんな事していたのは、私だけではないですよね。
身に覚えのある方多いのではないでしょうか?
ナースサンダルで走れますか?(院内走ってはダメですけどね)
物を落としたら、足先怪我しますよ。
ってことで最近は、ナースサンダル禁止で、スニーカーが主流なんですよ。
さらに 救命病棟24時のドラマでは、懐かしいナースキャップ姿ですね。
これ、実はナースにとっての ”勝負の前髪” のようなものでした。
高さや丸みの形一つでその日のテンションが決まるんです。
ビシッ!!と理想の形に決まれば、「今日の勤務も頑張るぞ~」と
不思議なスイッチが入ります。
私はナースキャップに憧れがあったわけではないのですが、
ナースキャップが好きでしたね。
ON OFF の切り替えスイッチみたいな感覚だったんです。
でも 救命の現場、ナースキャップは物に当たって邪魔になりますよね。
今はナースキャップは、ほとんど廃止になっています。
婦長さん、カーディガン着用は休憩中だけにしてくださいね~
処置できませんよ。
救命病棟24時 紙カルテ 読解力が必要!
ドラマの中で、小島先生(松嶋菜々子)が、
カルテカートからカルテを手に取るシーンがあります。
いまでは見かけない光景です。
おばさま世代にとって紙カルテも懐かしい!
紙カルテの難点は読解力が必要なこと。
英語やドイツ語で書かれてわからない・・・ではなくて
ミミズが這ったような字で書かれていたり、そうかと思えば殴り書きだったり
ドクターって以外と字が汚いんですよ!
当時は、ドクターの書いた文字が読めるようになったら一人前
みたいな所がありましたね~。
進藤先生は、どんな字で書かれていたのか?
気になります。
入院患者のカルテって、結構重いんですよ。
背表紙に、部屋番号・ベット番号・フルネームが記載してあって
先生の心の声を察知し、さっと必要なページを開いて差し出す。
ドクターの問いに、いかにカルテをパパっと開いて、確認して答えられるか
救命の現場では大切なこと。
救命病棟24時では、看護婦ではなく、
その担当は研修医・小島先生がやってますね。
救命病棟24時の一話では、進藤先生の指示に、応えられない小島先生。
その姿に厳しい言葉を投げかける進藤先生。
今なら、パワハラで訴えられますよ~ってくらいのお言葉。
それでも、くじけず立ち向かう小島先生。
今は、こんな根性あるドクターは、いない いない とツッコミ入れます。
救命病棟24時時代の現場と今の現場・変わるもの、変わらないもの
救命病棟24時第一シリーズは もう25年以上も前の現場。
白衣がスクラブに代わり、看護師の象微のナースキャップも姿を消し
カルテは紙カルテから電子カルテへ。
病院の景色も驚くほど変わりました。
でも、救急車のサイレンが聞こえた瞬間に走る緊張感や、患者さんを助けたい
と思うスタッフの気持ちは昔も今も変わっていません。
救命病棟24時のシリーズが始まった当初、
こんなカッコイイドクターいる?
ドラマの内容より、進藤先生を追っていた私。
あれから25年以上たちますが・・・
未だに、進藤先生みたいなカッコイイ、ドクターに出会えていません。
残念なことです。
体内時計はボロボロですが、これからもドラマの「ありえなーい!」に愛ある
ツッコミを入れながら医療のリアルを綴っていきたいと思います。
皆様の記憶に残る救命病棟24時の名シーンはどこですか?
コメントいただけたら嬉しいです。
まとめ
救命病棟24時 白衣はワンピース
- 伝線と戦いキャップで気合を入れた。不便で愛しき白衣時代
- 機能性より「天使像」が優先された白衣の奮闘記
- 救命病棟24時の白衣のワンピース動けます?
救命病棟24時 紙カルテは読解力が必要
- 暗号読解と先読みの連続。紙カルテはナースを育てる戦場
- 重いカルテは信頼の厚み。便利さより先読み
- 進藤先生の暗号を先読みする力が小島先生を育てた
昔と今 変わるものと変わらないもの
- 景色は変わっても救急の熱量は不滅。進藤先生超えを待つ日々
- 8万時間の病院暮らし。今も変わらない救命への情熱
- 救命病棟34時の熱量は不滅。理想は今も進藤先生

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