日本のナイチンゲール:りんと直美 看護師の歴史がスタート

あの頃と今のナース

こんにちわ

ヴィンテージナースです。

「風、薫る!」いよいよ看護師の歴史が始まりました。

りんと直美 そして、二人を看護の道に導いた、大山捨松さん。

3人の女性が織りなす「看護の夜明け」から目が離せませんね。

ですが、新しい道には、反対がつきものです。

劇中、りんの母親が口にした言葉・・・

今回はそのことについて、語りたいと思います。

お付き合い下されば嬉しいです。

いつの時代も看護の仕事は「危険」

 

りんの母親 水野美紀さん演じる 一ノ瀬美津さん

りんが「トレインドナース」の話を伝えた時に・・・

「恥を知りなさい」

「一ノ瀬家の娘がお金欲しさに・・・病人の面倒をみる下女になるなど!」

命を金に換えて暮らせと・・・」

激怒していましたよね。

看護のイメージは令和でいう 3K(危険 汚い きつい)なのでしょうか・・・

 

りんの母親が言い放った「下女」という言葉の裏には

「身分の低い者がすること」と見下す、明治の時代の階級意識がありました。

さらに、

「命を金に換える」という言葉。

それは、常に死や病魔と隣り合わせの「危険な仕事」

娘を出すことへの、親としての、心配な気持だったのだと思います。

悲しいことに、この

身分が低くみられる、危険な仕事 というイメージは、

形を変えて、令和の今も存在します

 

感染症・・・最近ではコロナウイルスですね・・・

最前線で戦う看護師が、偏見にさらされる姿は、

明治時代から続く

「看護への歪んだ認識」がまだ完全に消えていないから・・・

と私は思います。

 

りん自身も最初は偏見の目・・・そして決意へと

 

りんも最初から トレインドナース という仕事に

清らかな気持ちだけではなかったはず。

母親と同じ気持ちが、りんの中にもあったと思うんです。

大山捨松の

「病人を看病する人がなぜ さげすまされなければいけないのか?」

「そういう社会がおかしい」

という言葉の本当の意味を、りんにはまだ

理解できないでいたのだと思うんです。

 

その正直な気持ちこそが、一ノ瀬りん という人なんだと思います。

自分の気持ちを母親に伝える中で

自分自身の本当の気持ちに気がつく りん。

縁談や偏見を跳ね除け、

誰の為でもなく自分の人生を自分で切り開くため

「トレインドナース」

として歩むことを決心したりんの姿は、私には大きくみえました。

 

ふっと 自分の時はどうだったのか・・・

私は全部決まってから、親に話をしたように覚えています。

チョット呑気な話なのですが・・・

勉強が嫌いな私は高校を卒業後にまで ”勉強をする”という事が

考えられなかったんです。

なので 大学に進む、という選択肢は私の中にありませんでした。

ただ、看護師として働きたい という思いは幼い頃からあって

働きながら、資格を得る方法を選びました。

そして

看護学校に行きはじめ・・・気がつきました

「勉強しないといけないんだ・・・」

 

りん のように勉強をして道を切り開く姿は眩しいですが

私の場合は 勉強はただただ 苦痛 な時間でした。

看護師の卵として、現場で働いている時間は、楽しかったんですけどね。

 

今では 理解できるのですが・・・

学生時代

「看護師は一生勉強」

っていう言葉 重くて辛かったことを覚えています。

 

看護の仕事は「きつい」

 

3Kの一つ 「きつい」ですが

正直、きついですよ。

決して、優しい仕事内容ではありません

 

男女雇用均等法 という法律皆さんご存じですよね。

男女雇用均等法ができるまで、

女性は、深夜に働いてはいけない という決まりがありました。

理由は 女性の身体を守る為

看護師はモチロン例外でしたが

でも 看護師のほとんどが女性だった時代

看護師の身体は守られないのか?

と思いますよね。

昼夜関係なく働く看護の仕事

明治の時代は、1日8時間労働 なんて規定もなく

日勤、夜勤など分担もなかった時代

給金30円 と大山捨松は話していましたが・・・

昼夜関係なく働くのですから、給金30円は高給でしょうか・・・?

令和の今も、仕事の内容とお給料が見合わない と問題になっています。

 

これも・・・

明治の時代から同じなんですね・・・。

 

劇中、大山捨松が言った 「社会がおかしい」という言葉

150年経った今も、

私たちはその「おかしさ」や偏見と戦い続けているのかもしれません。

これから、トレンドナースとして、成長していく

りんと直美の姿を、

今の私たちの誇りとして重ね合わせて見守っていきたいと思います

 

りんや直美が身にまとう

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まとめ

 

いつの時代も看護の仕事は「危険」

  •  明治の時代から続く歪んだ認識。今も形を変えて残る偏見の影
  •  下女と呼ばれた蔑みの歴史。命を預かる仕事の正当な価値
  • 家族の心配と社会の視線。時代を超えて問われる看護の地位

りん自身も最初は偏見の目・・・そして決意へと

  •  揺れ動く心と正直な葛藤。自立を選び取ったりんの強い意志
  •  「一生勉強」の重さを抱えて。現場で知った看護の本当の喜び
  •  誰の為でもない自分の人生。トレインドナースが灯す希望

看護の仕事はきつい

  •  昼夜問わず命を守る現場。明治から令和へ続く過酷な現実
  •  お給料と労働の不均衡。社会のおかしさに杭い続けるナース
  •  誇りと覚悟を胸に抱いて。歴史のバトンを未来へ繋ぐ使命感

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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